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腰痛や殿部痛に伴い、もしくはそれらの痛みを感じることなく、足に痛みや痺れ、感覚異常が起こることがあります。
これらの症状は、足の感覚を支配している神経が通り道で障害されることによって起こります。また、それだけではなく、関連痛と言って、腰やおしりに痛みの原因があるにも関わらず少し離れた範囲に症状が起こるものもあります。
・椎間板ヘルニア
椎間板の膨隆によって神経根が圧迫され、それにより神経の走行に沿った放散痛・痺れが出ます。
前かがみ(前屈)で症状は増悪し、電撃的に痛みが下肢に走ります。また咳やくしゃみでも症状は起こります。
・椎間関節症候群(ファセット・シンドローム)
椎間関節と呼ばれる背骨同士の関節と、それに直接接している軟部組織が挟みこまれることで生じる痛みや動きの制限が主な症状ですが、その関節レベルの知覚領域に関連痛を伴うのが特徴です。
背部の過伸展や、うつ伏せで寝ると痛みは増悪し、ヘルニアとは逆で身体を屈曲させると痛みは軽減します。また、手を上にあげて何かをする動作などでも症状は誘発されます。
・仙腸関節症候群
骨盤は、左右の二つの腸骨と真ん中の仙骨の3つの骨が組み合わさって出来ています。この腸骨と仙骨の間の関節を仙腸関節と呼びます。
仙腸関節の機能障害と広い範囲への関連痛が特徴です。過去に仙腸関節への負荷、外傷、出産(ホルモンのリラキシンの影響も含む)などが原因で起こることが多いです。
・梨状筋症候群
梨状筋と呼ばれるおしりの筋肉の過剰な緊張によって坐骨神経が絞扼され下肢に痛みや痺れ、感覚麻痺などを起こします。
長時間の運転や、出産による関節の緩みを支えようとして筋肉が過剰に緊張するなどで症状は起こります。歩行で増悪し、寝ると楽になるのが特徴です。
・中殿筋の筋筋膜痛症候群
おしりの筋肉の中に中殿筋と呼ばれる筋肉があります。歩行時などに身体が側方にぶれない様にしたり、バランスを取るときにとても大切な筋肉です。そのため、この筋肉は使い過ぎや負担がかかりやすいため、筋肉が過剰に緊張し、それが続くと血行が悪くなり、筋肉の組織内に硬結とよばれるかたまりが作られてきます。この硬結が侵害刺激となり他の部位に関連痛を起こします。
この中殿筋が収縮や伸長されることで痛みを起こすことがあります。歩行時なども痛みが起こります。
足の痺れを起こす原因は、上にも記載したように様々です。このほかにも内臓からの関連痛や血管性の問題もありますので、それらは問診・検査でしっかりと鑑別し、カイロプラクティックの適応の場合のみ施術を行います。
上でご紹介した下肢の痛みに関しては、いづれもカイロプラクティックの適応になり、施術により効果が期待できます。
足の痛みや痺れに関してお困りの症状がございましたら、一度そのこのカイロプラクティックにご相談ください。