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肘は腕尺関節・腕橈関節・上橈尺関節という三つの関節で構成されています。主な動きは、肘の曲げ伸ばしで関節の適合性がよいので安定した運動が可能です。また手をひねる動作も行えます。
肘は可動範囲が広いため関節やその動きに関与している筋肉を痛める場合があります。特に、手首の動きも連動させて肘を動かすようなテニスやゴルフで肘に付着している筋肉を使い過ぎることによって痛みを起こすことがあります。
テニス肘
正式名称は上腕骨外側上顆炎といいます。肘の外側の部分に痛みが起こり、炎症が起こっていなければ通常安静時には痛くありません。しかし、荷物を持つときやタオルを絞る動作などすると痛みが起こるのが特徴です。テニスのバックハンドのときに痛めやすいという理由でこのような名称がついていますが、テニスをしていなくても同じ部分に負担がかかれば痛みは起こります。
ゴルフ肘
正式名称は上腕骨内側上顆炎といいます。テニス肘との違いは痛みの起こる場所が肘の内側です。これもゴルフのスイングを誤ったやり方で繰り返すことによって症状が起こりやすいためにこのような名称がついていますが、ゴルフをしていなくてもパソコンの使い過ぎや重い荷物を持つ動作を繰り返したりすると起こることがあります。
肘の痛みが起きる原因は、肘の関節そのものの場合、周囲の筋肉の場合、又は両方ともに問題がある場合があります。
また、肩や手首の動きがスムーズでないために、代償として肘に痛みが起こることも多くあります。
ですので、肘はもちろん、背骨や肩甲骨の動きを確認し、肘にかかっている負担を分散させ症状を改善させていくように施術を行っていきます。